1月3日、蒲団から首出せば年の明けて居る

 1月3日、日曜日です。平成28年、2016年は乙申ですが、120年前の明治29年、1896年も乙申です。さて乙申の今年はどんな年になるのでしょうか。
 正岡子規は、8歳の新年に祖父の大原観山の家塾へ参加し、10歳で髷を落とした。
 16歳で上京し、17歳で新年を初めて東京でを迎えた。最初は猿楽町の下宿や、その後、本郷の常磐会寄宿舎を経て、26年からは根岸に居を構えました。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言176です。
 中国古人,常欲得其”全”,就是制妇女用的”乌鸡白凤丸”,也将全鸡连毛血都收丸药里,方法固然可笑,主意却是不错的。珊夷枝叶的人,决定得不到花果。
  Zhōngguó gǔrén, cháng yù dé qí” quán”, jiùshì zhì fùnǚ yòng de” wūjī bái fèng wán”, yě jiāng quán jī lián máo xuè dōu shōu wányào lǐ, fāngfǎ gùrán kěxiào, zhǔyì què shì bùcuò de. Shān yí zhīyè de rén, juédìng dé bù dào huā guǒ.
 「中国の昔の人は、いつもその「全体」を手に入れたがった。婦人用の「烏鶏白鳳丸」を作るにしても、鶏を丸ごと、毛や血までもすべて丸薬に入れる。やり方は笑うべきであるが、主意は決して悪くはない。枝葉を刈り落としてしまう人は、花も実も得られはしないのだ。」

 今日の論語一日一章は、論語14-31(論語巻第七 憲問第十四篇 31章)です。
 子貢方人、子曰、賜也賢乎哉、夫我則不暇、
 Zi gòng fāng rén, zǐ yuē, cì yě xián hū zāi, fū wǒ zé bùxiá,
 (子贡方人,子曰,赐也贤乎哉,夫我则不暇,)
 「子貢、人を方(たくら)ぶ。子曰わく、賜や、賢なるかな。夫れ我れは則ち暇あらず。」
 (子貢が人の悪口をいった。孔子はいわれた、「賜は賢いんだね。まあわたくしなどにはそんなひまはない。」と。)