6月16日、傘さして売家見るやなめくじり

 今日は6月17日、木曜日です。朝から小雨が降っています。昨日は、憲法ドキュメンタリー映画を観てきました。9条のことや、立憲主義のことがよくわかりました。しかし、私たちは憲法を暮らしに生かしていないという反省にたって、日常生活を足元から見直す必要があるのです。経済と社会保障の面で、いまの政治をどう改善すべきか明らかしなくてはなりません。
 魯迅が言うように、古くからの成語のなかから、いま世相をあらわす神髄のことを見出してつかうことこそ、世相の花を見て、思考の糸口を見出さなければならないのです。
 せい‐ご【成語】
①古人がつくり、後人によく引用される語句。成句。「故事―」
②熟語に同じ。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言344です。
 成语和死古典又不同,多是现世相的神髓,随手拈掇,自然使文字分外精神,又即从成语中,另外抽出思绪;既然从世相的种子出,并的也一定是世相的花。
 Chéngyǔ hé sǐ gǔdiǎn yòu bùtóng, duō shì xiàn shì xiàng de shén suǐ, suíshǒu niān duō, zìrán shǐ wénzì fèn wài jīngshén, yòu jí cóng chéngyǔ zhòng, lìngwài chōuchū sīxù; jìrán cóng shì xiàng de zhǒngzǐ chū, bìng de yě yīdìng shì shì xiàng de huā.
 「成語は使い古された古典ともまた違い、多くは今の世相の神髄であって、意のままに取り入れれば、言葉はことのほか生き生きしてくる。さらに成語から思いがけぬ思考の糸口がみちびかれることもあり、世相の種から出てくる以上は、開くのは必ず世相の花である。」