12月31日、大三十日愚なり元日猶愚なり

 今日は大晦日、12月31日、土曜日です。いよいよ今日一日で2016年が終わります。昨日、真木さんと会いました。来年も元気で会おうと約束しました。
 表題の句は、子規が明治34年に詠んだ句ですが、二十歳のころの苦学して下宿代の督促に困り、仮病をつかって、布団をかぶって年越しをしたころを思い出したものです。子規は翌年亡くなっています。2017年は子規の生誕150年です。没後115年です。獺祭亭のことを考えて、昨日銘酒獺祭を飲みました。
 朝四時、グレートトラバース2、二百名山一筆書き

 今日の魯迅箴言130は、箴言61です。
 中国人的性情是总喜欢调和,折中的。譬如你说,这屋子太暗,须在这里并一个窗,大家一定不允许的。但如果你主张拆掉屋顶,他们就会来调和愿意并窗了。
 Zhōngguó rén dì xìngqíng shì zǒng xǐhuan tiáohé, zhé zhōng de. Pìrú nǐ shuō, zhè wūzi tài àn, xū zài zhèlǐ bìng yīgè chuāng, dàjiā yì dìng bù yǔnxǔ de. Dàn rúguǒ nǐ zhǔzhāng chāi diào wūdǐng, tāmen jiù huì lái tiáohé, yuànyì bìng chuāngle.
 中国人の気質は、例外なしに妥協と折衷を好みます。もし、あなたが、この部屋はとても暗いから窓を作ろう、と言ったとしても、だれもそれを許さないでしょう。だが、いっそ屋根をぶち壊そうと言い張ったなら、彼らはすぐに妥協して、窓を作る気になることでしょう。
 中国人の気質が、妥協と折衷を好むとは面白い視点だと思います。さすが魯迅です。よくみています