12月30日、掛乞の曰く主人の曰くかな

 今日は12月30日、明日は大晦日です。昨夜は越乃寒梅で夕食をとり、今朝は3時に起き、日課をやっています。今日も落ち着いて静かにしています。孔子は、宰相(君子)の四つの条件として、行いが恭、目上に敬、民を養うに恵、民を使うに義だとしています。なかなか、この四つの条件に適う政治家は今の世にはいないようです。

 今日の魯迅箴言130は、箴言60です。
 人往往憎和尚,憎尼姑,憎回教徒,憎耶教徒,而不憎道士。懂得中国大半。
 Rén wǎngwǎng zēng héshàng, zēng nígū, zēng huí jiàotú, zēng yē jiàotú, ér bù zēng dàoshi. Dǒngde zhōngguó dàbàn.
 中国人はしばしば、坊さんを嫌い、尼さんを嫌い、回教徒を嫌い、キリスト教徒を嫌うが、道士を嫌うことはない。その理由がわかれば、中国の大半をわかったことになる。
 ここで、魯迅が言うように、中国人はどうして、仏教の坊さんや尼僧、回教徒、キリスト教徒を嫌うのか、よくわかりません。道士を嫌わないというのは、儒教の精神を持つ人のことを指すのでしょうか。その理由がわかれば、中国が理解できると言っていますが、私にはわかりません。