2月28日、氷解けて水の流るる音すなり

 2月28日、真宗大谷派の台下による全集の第1巻の校正を終え、東京の出版社の友人のところへ送ることが出来ました。ほっとしました。4年がかりの構想が漸く春にも実現しそうです。
 午後は社会保障研究会の第2回目です。渡邉先生、成田先生、清水さんと4人でした。終わってから、横丁で成田先生と日本酒を飲みました。久しぶりに高清水を飲みました。おいしかったです。

 今日の魯迅箴言130は、箴言121です。
 散文的体栽,其实是大可以随便的,有破绽也不妨。做作的写信和日记,恐怕也还不免有破绽,而一有破绽,便破灭到不可收拾了。与其防破绽,不如忘破绽。
 Sǎnwén de tǐ zāi, qíshí shì dà kěyǐ suíbiàn de, yǒu pòzhàn yě bùfáng. Zuòzuo de xiě xìn hé rìjì, kǒngpà yě hái bùmiǎn yǒu pòzhàn, ér yī yǒu pòzhàn, biàn pòmiè dào bùkě shōushíle. Yǔqí fáng pòzhàn, bùrú wàng pòzhàn.
 散文の体裁は、じつは自在に書けばいいのであって、破綻があっても構わない、作為的に書いた手紙や日記も、おそらく破綻は免れず、一度破綻すれば、収拾不能なほどに壊れてしまうだろう。破たんを避けようとするより、破綻を忘れる方がいい。