2月15日、ふた月の命をつなぐ年金日

 今日は2月15日、金曜日です。2月も半ば、朝6時を過ぎたというのに、外はまだ暗いままです。4時に起き、日課をやっていますが、寒さのせいかいまひとつ体調もすぐれません。今日も午後から会議があり、夜は中学の同期会です。天ぷら堤で女将の真知子さんもいれて、6人のささやかな会です。常連の二人が病気で来れないのと、女性が二人欠席のようです。古稀を前に、寂しいですが致し方ありません。

 今日の子規歳時は、「なにがしの忌日ぞけふは冴え返れ」です。
 僕の今日の川柳は、「ふた月の命をつなぐ年金日」です。

 今日の魯迅箴言は、箴言No46「集外集/文艺与政治的歧路」です。
 从生活窘迫过来的人,
  一到了有钱,
  容易变成两种情形;
  一种是理想世界,
  替处同一境遇的人着想,
  便成为人道主义;
  一种是什么都自己挣起来,
  从前的遭遇,
  使他觉得什么都冷酷,
  便流为个人主义。
 Cóng shēnghuó jiǒngpò guòlái de rén,
  yī dàole yǒu qián,
  róngyì biàn chéng liǎng zhǒng qíngxíng;
  yī zhǒng shì lǐxiǎng shìjiè,
  tì chù tóngyī jìngyù de rén zhuóxiǎng,
  biàn chéngwéi réndào zhǔyì;
  yī zhǒng shì shénme dōu zìjǐ zhēng qǐlái,
  cóngqián de zāoyù,
  shǐ tā juédé shénme dōu lěngkù,
  biàn liú wèi gèrén zhǔyì.
 生活に困ったことのある人は、
 金持ちになると、
 容易に二種の状態に変化します。
 一つは理想の世界で、
 同じ境遇の人々のために考えてやろうということで、
 人道主義になるのです。
 もう一つは、何でも自分で苦労して儲け出したものであり、
 その昔いろんな目に遭ったことが、
 彼をして何もかもが冷酷に感じられることから、
 個人主義に陥ってしまうことです。