魯迅箴言日記 2019/11/15 袴著て手の凍えたる童哉

 今日は11月15日、金曜日です。今日は、10時から浅石法律事務所の2階の核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団の事務局会議があるため、8時過ぎには家を出なければなりません。悪天候と猛吹雪が予報されていたため、昨日のうちにタイヤ交換を済ませておきました。朝8時45分に浪道のカクヒロに車をもっていくと、眼鏡のスタンドの店員が「タイヤ交換は混んでいて3時間はかかるので、それでもいいか」というので、車を預けて家まで歩いて戻りました。ちょうど3時間たって、「タイヤ交換終わりました」と携帯電話が鳴りました。

 西滝川には冷たい風が吹き抜け、まだ大きくなれないでいる若鴨たちが羽を襟巻のように立てて、嵐を前にどうしたものかと、思案しているようでした。川沿いの散歩道を上流へと歩いている間に、空から白いものが落ちてきました。初雪です。ついに来た。2019年11月14日、青森は当たり前のように初雪となりました。そんなわけで、昨日は在宅勤務ということにしました。近所の長寿会旅行を欠席となったさいとうさんのところへ何かあったのかと聞きに行くと親類の法事に呼ばれたとのことで、納得しました。そのさいとうさんから、長寿会で面白ゲームをやったらどうかと提案を受けました。その足で、同じ町会のいなばさんの所へも行き、18日の軽トラの借り受けも予約しました。この日は万事順調にことが運びました。

 午後1時半から5時まで家で仕事をしたあと、県庁生協へ輝代さんから頼まれた牛乳などの買い物をして、寒風吹き荒れる中、タクシーで古川まで出ました。来年の日めくり暦をもらったので、中央タクシーには恩義があり、地域のタクシーなのでといつも気楽に頼んでいます。高校の同期会はふじかわ、やなぎや、さとうの3君だけでした。4人でなごやかに同期会の忘年会をやりました。シルクロード探検ウズベキスタンの旅から戻ったふじかわ君の帰朝報告も兼ねていました。

 今日は、8時45分に家を出て、田代高原から山回りコースで八戸根城の浅石事務所へ到着したのは、45分遅れでした。12時までの時間、有意義に議論を深めることができました。参加者6人は少し寂しい気がしました。昼食は五戸の尾形で桜鍋定食とし、馬肉もすこし買って帰りました。帰宅したのは、3時10分でした。

 昨夜は同期会場の季楽をでたのが8時半、古川のバス停まで歩き、登録後初の粋いき乗車券を使うことができました。帰宅後、川柳吟行会「ぽ」の先月の報告書を書くのに3時間もかかってしまいました。眠くてたまらず、二階の寝室で横になったのが、午前2時でした。

 

 今日の子規歳時は、子規のふるさと松山は、七五三の男子のお祝いのことを松山でのカミシモギというらしいのです。明治30年に詠んだ句です。 

 今日の魯迅箴言は、箴言302です。

 生在有阶级的社会里

    而要做超阶级的作`家,

    生在战斗的时代而要离开战斗而独立,

    生在现在而要做给与将来的作品,

    这样的人,实在也是一个心造的幻影,

    在现实世界上是没有的。

    要做这样的人,

    恰如用自己的手拔着头发,

    要离开地球一样,

    他离不开,

    焦躁着,

    然而并非因为有人摇了摇头,

    使他不敢摇了缘故。

 階級のある社会に生まれて、

 階級を超えた作家になろうと思い、

 戦闘的な時代に生まれて戦闘を離れて独立しようと思い、

 現在に生まれて将来のための作品を書こうと思う。

 そういう人間は、実は心に描いた幻影であって、

 現実世界にはないものだ。

 そのような人間になろうと思うのは、

 ちょうど自分の手で頭の髪を引っ張って、

 地球から離れようとするようなものだ。

 彼は離れることができずに、

 やきもきしている。

 しかしそれは決して誰かがかぶりをふって、

 彼が引っ張るにも引っ張れないようにしたからではないのだ。