魯迅箴言日記 2020/03/05 あたたかな雨がふるなり枯葎

  今日は3月5日、木曜日です。旧暦の2月11日です。今日はGEAの仕事を6時半に切り上げて、古川から成田先生が待つ佃の「肉うどん屋」に行きました。自転車で40分もかかりました。帰りは成田先生の奥さんに送ってもらいました。明日は、8時半に自転車をとりに戻ります。今日は大坂屋でバッグを新しいのに取り替え、会費を4カ月分6月分まで払い込み、整理をしました。今月はほんとに忙しくなりそうです。今日は午後2時過ぎに雷がなり、雨かと思いましたが、大きな雪がぼたぼたと降りました。

 

 今日の子規歳時は、「あたたかな雨がふるなり枯葎」(明治23年)です。子規は生来、病弱だったようです。明治21年の夏、初めて鎌倉に遊んだときに血を吐き、翌年5月には大吐血し、その後養生したようですが、明治26年にも吐血しています。ですから、明治28年の従軍は死にに行くようなものだとまわりが心配したようです。ここで、葎(むぐら)は、むぐら【葎】(八重葎(ヤエムグラ)など、荒れ地や野原に繁る雑草の総称。うぐら。もぐら。季・夏。万一九「―はふ賤しき宿も」)です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言130の48です。

 (原文)    

  专门家的话多悖的事,还得加一点申说。

     他们的悖,未必悖在讲述他们的专门,

     是悖在倚专家之名,来论他所专门以外的事。

 (発音・拼音)

  Zhuānmén jiā dehuà duō bèi de shì, hái dé jiā yīdiǎn shēn shuō.

  Tāmen de bèi, wèibì bèi zài jiǎngshù tāmen de zhuānmén,

  shì bèi zài yǐ zhuānjiā zhī míng, lái lùn tāsuǒ zhuānmén yǐwài de shì.

 (日本語訳)

  専門家が独りよがりだということには、もう少し説明が必要だろう。

  彼らの独善は、必ずしもその専門についての話にあるのではなく、

  むしろ専門家の名をいいことに、専門外まで論じるところにあるのだ。