魯迅箴言日記 2020/03/04 出陣や桜見ながら宇品まで

 今日は3月4日、水曜日です。早いもので、3月も4日目です。新型コロナウィルスで日本は大騒ぎなのに、アメリカでは大統領選の民主党候補者選びで大騒ぎしています。サンダースさんが、バイデン氏に負けそうな勢いです。

 

 今日の子規歳時は、「出陣や桜見ながら宇品まで」(明治28年)です。血を吐くほどの病弱な子規が、従軍を志願したのを同僚や友人を驚かしたようですが、子規の決意は固く、虚子・碧梧桐に告別文を残して宇品まで向かったようです。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言47です。

 (原文;)

  我们的知识很有限,谁都愿意听听名人的指点,

   但这时就来了一个问题;

   解答似乎很容易;都好。自然都好;

   但我由历听了两家的种种指点以后,

   却觉得必须有相当的警戒。

   因为是;博识家的话多悖的。

 (発音・拼音;)

 Wǒmen de zhīshì hěn yǒuxiàn, shéi dōu yuànyì tīng tīng míngrén de zhǐdiǎn,

 dàn zhè shí jiù láile yīgè wèntí;

 jiědá sìhū hěn róngyì; dōu hǎo. Zìrán dōu hǎo;

 dàn wǒ yóu lì tīngle liǎng jiā de zhǒngzhǒng zhǐdiǎn yǐhòu,

 què juédé bìxū yǒu xiāngdāng de jǐngjiè.

 Yīn wéi shì; bóshì jiā dehuà duō bèi de.

 (日本語訳;)

 我々の知識には限りがあるから、誰しも名の知れた人の教えに耳を傾ける。

 しかし、ここにひとつの問題が生じる……

 博識家と専門家、どちらの話を聞くのがよいのか?

 答えは簡単そうにみえる・・・・・・どちらもよい。

 むろんどちらもよいのだが、

 私は双方からいくつかの教えを聞いた経験から、

 それ相応の心構えが必要だと思う。

 なぜなら、博識課の話は底の浅いことが多く、

 専門家の話は独りよがりが多いからだ。