魯迅箴言日記 2020/04/12 今年又花散る四月十二日

 今日は4月12日、日曜日です。旧暦の3月20日、七赤仏滅の日でもあります。今日はくもりですが、妙に肌寒い日です。庭に鳥の声が聞えません。クロッカスが跡形もなく消えてしまいました。春が束の間顔を出し、すぐに引っ込んでしまった感じがします。去年の今日、5年前の今日、10年前の今日、私は何を考え、何を想っていたのでしょうか。一日を大事にしたいものです。

 

 今日の子規歳時は、「今年又花散る四月十二日」(明治29年)です。前年(明治28年)4月12日に同郷同宿の藤野古白が24歳で自殺しています。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言130の86です。

 (原文)

  儿童的行为,出于天性,

       也因环境而改变,所以孔融会让梨。

       打起来的,是家庭的的影响,

       便是成人,不也有争家私,夺遗产的吗?

       孩子学了样了。

 (発音拼音)

  Értóng de xíngwéi, chū yú tiānxìng,

  yě yīn huánjìng ér gǎibiàn, suǒyǐ kǒng rónghuì ràng lí.

  Dǎ qǐlái de, shì jiātíng de de yǐngxiǎng,

  biàn shì chéngrén, bù yěyǒu zhēng jiā sī, duó yíchǎn de ma?

  Hái zǐ xuéle yàngle.

 (日本語訳)

  児童のやることは天性のものだが、

  環境によっても改まる。だから、孔融は梨を譲ることができたのだ。

  喧嘩するのは家庭の影響である。

  大人は身代を争い、遺産を奪い合うではないか?

  子どもはそれを学んだのである。