魯迅箴言日記 2022/06/01 淀川の大三日月や時鳥(明治27年、1894年)

 今日は6月1日、水曜日です。今日は生協の日、新報の3部配達し、そのあとマエダファミリーコンサートです。楽屋で司会者の内田勝彦さんと会いました。棟方志功の詩に曲をつけた人です。野呂泰子が最初にうたった独唱の48年ぶりの再演です。8時半に終わり、小雨の中、事務所に行き、郵便物を受け取り、とり平によって11時に家に帰りました。

 今日の子規歳時は、「淀川の大三日月や時鳥(明治27年、1894年)」です。

 淀川;琵琶湖に発源し、京都盆地に出て、盆地西端で木津川・桂川を合わせ、大阪平野を北東から南西に流れて大阪湾に注ぐ川。長さ75キロメートル。上流を瀬田川宇治市から淀までを宇治川という。古くから畿内の水運の大動脈。

 三日月;①陰暦で月の第3夜過ぎ頃に出る月。細く、眉の形をしている。秋。万葉集(6)「振り放さけて―見れば」、②三日月形の略。、③能面。怪士あやかしの一種。裏に三日月形が刻まれた怪士の面から出た名。

(鳴き声による名か。スは鳥を表す接尾辞)

 時鳥;①カッコウカッコウ科の鳥。カッコウに似るが小形。山地の樹林にすみ、自らは巣を作らず、ウグイスなどの巣に托卵する。鳴き声は極めて顕著で「てっぺんかけたか」「ほっちょんかけたか」などと聞こえ、昼夜ともに鳴く。夏鳥。古来、日本の文学、特に和歌に現れ、あやなしどり・くつてどり・うづきどり・しでのたおさ・たまむかえどり・夕影鳥・夜直鳥よただどりなどの名がある。夏。万葉集(18)「暁あかときに名告り鳴くなる―」

 今日の魯迅箴言は、箴言130-34「なにを愛するにせよ——」です。

 无论爱什么,----饭,异性,国,民族,人类等等,

   只有纠缠如毒蛇执着如怨鬼,

   二六时中,没有巳时者有望。

 なにを愛するにせよ、――飯、異性、国、民族、人類などなど……

 毒蛇のようにまとわりつき、怨霊のように執着し、

 四六時中、已むことなく愛しつづける者は、望みはある。