魯迅箴言日記 2022/07/05 夏休みの人と見えけり白鹿摺(明治29年、1896年)

 今日は7月5日、火曜日です。今日は午前中、新報配布。建部さん元気そうです。蝦名敏實さん、田口幸子さん、笹森俊夫さん、成田育男先生と会いました。豆大福を6個買いました。

 今日の子規歳時は、「夏休みの人と見えけり白鹿摺(明治29年、1896年)」です。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-68「歴史書には中国の魂が記してあり、」です。

 历史上都写着中国的灵魂,指示着将来的命运,

    只因为涂饰太厚,废话太多,所以很不容易察出底细来。

    正如通过密叶投射在莓苔上面的月光,

    只看見点点的碎影。

    但如看野史和杂记,可更容易了然了,

    因为他们究竟不必太摆史官的架子。

 歴史書には中国の魂が記してあり、将来の運命を指示しているが、

 ただ分厚い修飾や無駄な話が多すぎるため、真相が見えづらい。

 まるで茂みを通して苔の地面に差し込む月光のように、

 砕け散った明かりが点々と見えるだけである。

 ところが民間の史書や雑記を読むと、かえってわかりやすい。

 というのも、その書き手たちは結局、

 さほど史官ぶって書く必要はなかったからだ。