6月13日、水打つや上野の山の梺路

 今日は6月13日、火曜日です。朝に少し雨が降っているようです。青森は梅雨に入ったのでしょうか。昨夜は成田先生と研究会のあと、正嵐で日本酒を飲みました。朝に成田本店へ行き、修理してもらったモンブランを受け取ってきました。12000円の修理代と新しいインク2000円(濃紺)を買って事務所で試してみました。とてもきれいに新品同様になってモンブランは戻ってきました。D200のレンズは直り、モンブランも戻ってきました。六万円で人生を取り戻した気分です。あとは「おふくろの眼鏡」を修理すればいいだけです。二つの修理で、6月の年金の小遣い分を使ってしまったので、8月の年金が出たら修理に出すつもりです。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言73です。
 历史上都写着中国的灵魂,指示着将来的命远,只因为涂饰太厚,废话太多,所以很不 容易出底细来。正如通过密叶投射在莓苔上面的月光,只看见点点的碎影。但如看野史和杂记,可更容易了然了,因为他们究竟不必太摆史官的架子。
 Lìshǐ shàng dū xiězhe zhōngguó de línghún, zhǐshìzhe jiānglái de mìng yuǎn, zhǐ yīnwèi túshì tài hòu, fèihuà tài duō, suǒyǐ hěn bù róngyì chū dǐxì lái. Zhèngrú tōngguò mì yè tóushè zài méi tái shàngmiàn de yuèguāng, zhǐ kànjiàn diǎndiǎn de suì yǐng. Dàn rú kàn yěshǐ hé zájì, kě gēng róng yì liǎo ránle, yīnwèi tāmen jiùjìng bùbì tài bǎi shǐguān de jiàzi.
 歴史書には中国の魂が記してあり、将来の運命を指し示しているが、ただ分厚い装飾や無駄な話が多すぎるため、真相が見えづらい。まるで茂みを通して苔の地面に差し込む月光のように、砕け散った明かりが点々と見えるだけである。ところが民間の史書や雑記を読むと、かえってわかりやすい。というのも、その書き手たちは結局、さほど史官ぶって書く必要はなかったからだ。