魯迅箴言日記 2022/08/04 短夜をゆがて追付参らせん(明治30年、1897年)

 今日は8月4日、木曜日です。

 

 今日の論語は、「短夜をゆがて追付参らせん(明治30年、1897年)」です。

 短夜;夏の短い夜。夏。万葉集(10)「ほととぎす来鳴く五月の―も」
[広辞苑 第七版]

 今日の魯迅箴言は、箴言130-98「老いた者は若者に道をあけ、」です。

    老的让开道,催促者,奖励着,让他们走去。

    路上有深渊,便用那个死填平了,让他们走去;

    少的感谢他们填了深渊,给自己走去;

    老的也感谢他们从我填平的深渊上走去。

    老いた者は若者に道をあけ、促し、励ましつつ、彼らを先へと歩ませる。

 途上に深い淵あれば、自分の死をもって埋めて平らにし、

 若者たちを先へと歩ませる。

 若者は、老いた者が淵を埋め、自分たちを行かせてくれたことに感謝し、

 老いた者もまた、自分が平らにした淵の上を歩む若者たちに感謝する。

 ――遠く、どこまでも。