魯迅箴言日記 2020/04/24 桜散って山吹咲きぬ御法事

 今日は4月24日、金曜日です。今日は6時から千成で四人会です。それまでは、家に居るつもりです。北狄の390号の会計報告を同人に送りましたし、日課の仕事をしました。あしたは、昼に稲葉さんに軽トラを借り、浪岡で薪材の運搬作業をします。とにかく、コロナにかからないように万全を期します。近所の桜は満開です。しかし、どこの公園も桜祭りは中止で、満開の桜は可哀そうです。

 

 今日の子規歳時は、「桜散って山吹咲きぬ御法事」(明治33年)です。明治33年のこの日、明治27年4月24日に65歳で亡くなった河東静渓の7回忌です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言130の98「老いた者は若者に道をあけ、」です。この箴言は、私の最も好きなものの一つです。

 (原文)

  老的让开道,催促着,奖励着,让他们走去。

      路上有深渊,便用那个死填平了,让他们走去。

      少的感谢他们填了深渊,给自己走去;

      ――远了远了。

 (拼音)

  Lǎo de ràng kāidào, cuīcùzhe, jiǎnglìzhe, ràng tāmen zǒu qù.

  Lùshàng yǒu shēnyuān, biàn yòng nàgè sǐ tián píngle, ràng tāmen zǒu qù.

  Shǎo de gǎnxiè tāmen tiánle shēnyuān, jǐ zìjǐ zǒu qù;

  ――yuǎnle yuǎnle.

 (訳文)

  老いた者は若者に道をあけ、促し、励ましつつ、彼らを先へと歩ませる。

  途上に深い淵があれば、自分の死をもって埋めて平らにし、

  若者たちを先へと歩ませる。

  若者は、老いた者が淵を埋め自分たちを行かせてくれたことに感謝し、

  老いた者もまた、自分が平らにした淵の上を歩む若者たちに感謝する。

  ――遠く、どこまでも。