魯迅箴言日記 2,022/10/07 夕栄や鰯の網に人だかり(明治28年、1895年)

 今日は10月7日、金曜日です。今日は午前中は金澤の退院のアテンド、午後は核燃裁判の口頭審理での原告側の陳述人です。とても疲れました。

 今日の子規歳時は、「夕栄や鰯の網に人だかり(明治28年、1895年)」です。

 今日の魯迅箴言は、130-29「感激は、言うまでもなく」です。

 感激,那不待言,

    无论从那一方面說起来,大概总算是美德罢。

    但我总觉得这是束缚人的。……

    因为感激别人,就不能不慰安别人,

    也往往牺牲了自己,

    ――至少是一部分。

 感激は言うまでもなく、

 どこからみてもたいがいは美徳とされる。

 だが、これは人間を縛りつけるものではないだろうか。……

 他人に感激したために、その人をいたわざるをえなくなり、

 同時に、しばしば自分を犠牲にすることになる、

 ――少なくとも、その一部分を。