魯迅箴言日記 2023/08/07 我書て紙魚くふ程に成にけり(明治26年、1893年)

 今日は8月7日、月曜日です。今日は、新報が休刊なので、家で日課をやり、小説を書きます。あとは、吟行会の案内文の作成です。

 今日の子規歳時は、「我書て紙魚くふ程に成にけり(明治26年1893年)」です。子規の俳句分類原稿は、二段重ねで本棚より高く積み上がっているという。さぞかし紙魚たちも食い甲斐があることだろう。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-29「感激は、言うまでもなく、」です。

 感激,那不待言,

    无论从那一方面说起来,大概总算是束缚人的。……」

    但我总觉得这是束缚人的。

    因为感激别人,就不能不慰安别人,

    也往往牺牲了自己,

    ――至少是一部分。

 感激は、言うまでもなく、

 どこからみてもたいがいは美徳とされる。

 だが、これは人間を縛りつけるものではないだろうか。……

 他人に感激したために、その人をいたわざるを得なくなり、

 同時に、しばしば自分を犠牲にすることになる、

 ――少なくとも、その一部分を。