魯迅箴言日記 2023/05/04 雀の子忠三郎も二代かな(明治35年、1902年)

 今日は5月4日、木曜日ですが、みどりの日で休日です。5連休の二日目です。今朝は5時に起き、机に向かい、昼まで二階の書斎から外をときどき眺めて天気の様子を覗いながら、まずはじめに日課をやり、資本論にふれては日本の行く末を案じつつ、ロスの長男とメールでやりとりを行ないました。長男は四月からトラバーユして、日系の食料品輸出入会社に移りました。コントローラーとかいうらしい役職だそうです。会計士の資格があるせいか、長男は、結構、転職をくりかえしています。次男も今年1年昇任試験で忙しいようで、四人の子たちはそれぞれ孫たちの入学とあわせ、新しい道へ踏み出しています。わたしも4月からアルバイト先でわずかですが昇給がありました。この年になっても昇給があるのは嬉しいものです。アルバイト先では、何にも役に立っていないので、申し訳ない気持ちです。

 とにかく私としては、文学の道、小説を書くことに専念すべく、そのための日課で頭のトレーニングをしながら、書き続けていきたいと思います。二階の書斎(毎日の日課の12科の勉強用)、おなじく二階の子供部屋(いまは寝室と小説執筆用に使っている)、それに一階の自室(ブログの更新とメールと日程調整に使用)の机に置いた三台のパソコンを駆使して、五里霧中、無我夢中の日々が続いています。

 今日の子規歳時は、「雀の子忠三郎も二代かな(明治35年、1902年)」です。子規の叔父の加藤拓川は、『坂の上の雲』の主人公のひとり、秋山好古の友人でもあったようです。その拓川はフランス留学後外務省入りし、ベルギー公使を歴任したあと、第五代の松山市長ともなっています。その拓川の幼名が「忠三郎」で、雀の子のようにかわいい二代目も「忠三郎」であったとのこと。この二代目「忠三郎」は後年、子規の妹律の養子となっています。子規の妹の養子に子規の叔父の二代目がなったというのは面白い話です。

 今日の魯迅箴言は、箴言365-16「人間の言行は、」です。

 人的言行,

    在白天和在深夜,

    在日下和在灯前,

    常常显得两样。

 人間の言行は、

 日中と深夜では、

 また、太陽の下と灯火の下では、

 それぞれ異なって見えるものだ。