魯迅箴言日記 2023/07/09 家のなき人二万人夏の月(明治33年、1900年)

 今日は7月9日、明日がクリニックの定期健診の日なので、今日は絶食です。何としても84kg台に下げなくてはなりません。酒も断って節制します。今日は岸柳さんの通夜で1日明け暮れました。前田さんから岸柳さんの額をもらいました。

 今日の子規歳時は、「家のなき人二万人夏の月(明治33年、1900年よう)」です。1900年に家のない人が二万人もいたとは、驚きです。赤く乾いた夏の月を、家なき人たちが見上げながらどんなふうに夜を過ごしたのでしょうか。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-3「ともに人類、お互い理解しあえないはずはない。」です。

 同时人类,本来决不至于不能互相了解;

    但时代国土习惯成见,都能够遮蔽人的心思,

    所以往往不能镜一般明,照見别人的心了。

 ともに人類、お互いに理解し合えないはずはない。

 だが時代や国土、慣習や先入観が人の心を蔽い隠し、

 鏡に映るようにはっきりとは、他人の心が見えないことが多い。