魯迅箴言日記 2023/10/12 秋海棠ニ鋏ヲアテルコト勿れ(明治34年、1901年)

 今日は10月12日、木曜日です。今日は午後から一艘川柳教室です。午前中、宿題をやり、日課も途中までやりました。教室での席題「紅葉」3句は、秀1と前抜き4と6で相変わらずの不調です。次回は24日に決まりました。6時から910で、笠島さんと千葉さんと三人で会食しました。8時半過ぎに終わり、やきとり大久へ寄って帰りました。

 今日の子規歳時は、「秋海棠ニ鋏ヲアテルコト勿れ(明治34年、1901年)」です。

 秋海棠の可憐な表情に、鋏を当てるなと命ずる子規の心情がわかる句です。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-68「歴史書には、中国の魂が記してあり、」です。

 历史上都写着中国的灵魂,指示着将来的命运,

    只因为涂饰太厚,废话太多,所以很不容易察出底细来。

    正如通过密叶投射在莓苔上面的月光,

    只看见点点的碎影。

    但如看野史和杂记,可更容易了然了,

    因为他们究竟不必太摆史官的架子。

 歴史書には中国の魂が記してあり、将来の運命を指し示しているが、

 ただ分厚い修飾や無駄な話が多すぎるため、真相が見えづらい。

 まるで茂みを通して苔の地面に差し込む月光のように、

 砕け散った明かりが点々と見えるだけである。

 ところが民間の史書や雑記を読むと、かえってわかりやすい。

 というのも、その書き手たちは結局、

 さほど史官ぶって書く必要はなかったからだ。