魯迅箴言日記 2024/02/17 あたたかな雨がふるなり枯葎(明治23年、1890年)

 今日は2月17日、土曜日です。今日は、11時に佐高さんと川よしへ。12時半に駅まで送る。1時半、小熊レクチャー。3時、あがさまいで青ペン新年会。6時半、ブルーノート。9時帰宅。

 今日の子規歳時は、「あたたかな雨がふるなり枯葎(明治23年、1890年)」です。

 今日の魯迅箴言は、箴言365-48「軽薄、せっかち、酒乱、女遊びをすれば、決まって騒動を起こす」です。

 轻薄,浮躁,酗酒,嫖妓而至于闹事,也不说这是女人先来

    偷香而至于害入,这是古来之所谓文人无行。

    然而那无行的文人,是自己要负责任的,

    所食的果子,是一生潦倒。

    他不会说自己的嫖妓,是因为爱国心切,

    借此消遣些被人所压的雄心;引诱女人之后,闹出乱子来了,

    也不说这是女人先来诱他的,

    因为她本来是婊子。

    他们的最了不得的辩解,

    不过要求对于文人

    应该特别宽恕罢了。

 軽薄で、せっかちで、酒乱の、芸者遊びの好きなやつはきまって騒動を起こす。

 香を盗んで危害を加えるのは、いわゆる文人の無能さのゆえんである。

 しかし、文人の無能さにも、自己責任はある。

 彼が食べる果物は、破滅の人生である。

 彼は愛国心があったから売春婦のもとへ行ったとはいわない。

 それは抑圧された野心を実現する方法であり、女性を誘惑したあとには必ずトラブルが発生します。

 最初に自分を誘惑しに来たのは、その女だとはいいません。

 最初に自分を誘惑しに来たのは女性だったとは彼女はいっていない。

 だって、彼女はもともと遊女なんだからと。

 彼のもっとも信じがたい言い訳は、そうです。

 しかし、文人の要件はそこにある。

 特に、寛容であるべきである。