今日の論語一日一章「子不語怪・力・亂・神」

今日は7月26日です。原子力問題の論文も完成しました。あしたから新しい校正の仕事も入りました。やっと光がさしてきました。
夕方から雷がなり、にわか雨、ホテル青森でNPOの役員会。すっかり濡れて、古川の事務所へもどり、「放射性廃棄物問題」のレポートをまとめていたら、なんと11時半でした。雨があがり、小泊の阿部さんからもらった鮪をもって家に帰りました。そういえば、阿部さんも、昼に行った川よしの大将も、社民党の福島さんの辞任と又市さんの当選のことを語っていました。社民党は、なくすには惜しい政党です。あとは民主リベラル派が大同団結して、巨岩の安倍自民党にどう挑むかが問われていると思います。円相場は1ドル98円23銭となっています。そろそろでしょうか。

 今日の論語一日一章は、第7篇「述而第七」の第20章「子不語怪・力・亂・神」(子怪・力・乱・神を語らず)です。
 この原文はこうです。
 「子不語怪・力・亂・神」
 これの読み下し文はこうです。
 「子怪・力・乱・神を語らず。」
 この章の中国語簡体表記はこうです。
 「子不语怪,力,乱,神。
  Zi bù yǔ guàilìluànshén。」
 この章の日本語訳はこうです。
 「孔子は奇怪なこと、勇力のこと、逆乱のこと、鬼神のことは、人と語らなかった。奇怪なことは常道に反し、勇力のことは徳を妨げ、逆乱のことは治を害し、鬼神のことは人を惑わすからである。」
 この章の語句・語彙の解説はこうです。
 語る;語るとは人から問いかけられてこれに答えることです。言といわないで、語るというのは自ら言わないばかりでなく、問われても答えないのだと説く人もあります。
 この章は、門人が孔子が人と語らなかった事柄を記したものです。
 謝良佐が曰うには、「聖人は、常を語って怪を語らない、徳を語って力を語らない。治を語って乱を語らない。人を語って神を語らない。」