今日は10月29日、木曜日です。10月もあと3日です。

 10月29日、木曜日の朝です。朝から雨模様でしたが、8時になって晴れ間がのぞきました。昨日は朝からいろいろ考えさせられる一日でした。
 今日はまた、どんな一日になるのでしょうか。新しい、自由で、束縛されない一日が始まろうとしています。そろそろ新しい小説にも取りかかろうかと思います。

 今日の子規歳時は、
 木犀や障子しめたる仏の間 (1900年、明治33年10月29日)
 松山末広町正宗寺の住職釈仏海は、子規の没後、その遺髪を請いうけて、明治35年10月28日、境内に埋葬し、追悼会を営んだのです。現在の埋髪塔は、その後三周忌に建てられたものです。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言110です。
 中国的人民是多疑的。无论那一国人,都指这为可笑的缺点。
 总是疑,而并不下断语,这才是缺点。
 我是中国人,所以深知道这秘密。
 Zhōngguó de rénmín shì duōyí de. Wúlùn nà yī guórén, dōu zhǐ zhè wèi kěxiào de quēdiǎn. 
   Zǒng shì yí, ér bìng bùxià duànyǔ, zhè cái shì quēdiǎn. 
   Wǒ shì zhōngguó rén, suǒyǐ shēn zhīdào zhè mìmì.
「中国の人民は疑い深い。無論、どの一人をみても、皆、このおかしな欠点をもっています。疑いなく、言葉の陰には疑うという欠点をもっているのです。わたしは中国人なので、この秘密をよく知っています。」

 今日の論語一日一章は、論語12-19(論語巻第六 顔淵第十二篇 19章)です。
 季康子問政於孔子、曰、如殺無道以就有道、何如、孔子對曰、
 子爲政、焉用殺、子欲善而民善矣、君子之徳風也、
 小人之徳草也、草上之風必偃、
 Jì kāngzi wèn zhèng yú kǒngzǐ, yuē, rú shā wúdào yǐ jiù yǒu dào, hérú, kǒngzǐ duì yuē, 
 zi wèi zhèng, yān yòng shā, zi yù shàn ér mín shàn yǐ, jūnzǐ zhī dé fēng yě, 
 xiǎo rén zhī dé cǎo yě, cǎo shàng zhī fēng bì yǎn,
(季康子问政於孔子,曰,如杀无道以就有道,何如,孔子对曰,子为政,焉用杀,子欲善而民善矣,君子之德风也,小人之德草也,草上之风必偃,)
「季康子、政を孔子に問いて曰わく、如し無道を殺して以て有道に就かば、何如。孔子対えて曰わく、子、政を為すに、焉んぞ殺を用いん。子、善を欲すれば、民善ならん。君子の徳は風なり、小人の徳は草なり。草、これに風を上うれば、必らず偃(ふ)す。」
(季康子が政治のことを孔子にたずねていった、「もし道にはずれた者を殺して道を守る者をつくり上げるようにしたら、どうでしょうか。」孔子は答えていわれた、「あなた、政治をなさるのに、どうして殺す必要があるのです。あなたが善くなろうとされるなら、人民も善くなります。君子の徳は風ですし、小人の徳は草です。草は風にあたれば必らずなびきます。」と。)