2月1日、碧梧桐のわれをいたはる湯婆哉

 はやいもので、もう2月になりました。今年はうるう年で29日までです。2月1日は、昭和12年に65歳で亡くなった子規門下の虚子とともに双璧と称された河東碧梧桐の命日です。
 たん‐ぽ【湯婆】
(唐音) 中に湯を入れて、腰・脚などをあたためるのに用いる金属製または陶製の器。ゆたんぽ。季・冬
 
 今日の魯迅箴言365日は、箴言205です。
 旧瓶可以装新酒,新瓶也可以装旧酒。
 Jiù píng kěyǐ zhuāng xīnjiǔ, xīn píng yě kěyǐ zhuāng jiù jiǔ.
 「旧瓶に新酒は盛れるし、新瓶に旧酒も盛れる。」

 今日の論語一日一章は、論語15-14(論語巻第八 衛霊公第十五篇 14章)です。
 子曰、臧文仲其竊位者興、知柳下恵之賢、而不興立也、
 Zǐ yuē, zāngwénzhòng qí qiè wèi zhě xìng, zhī liǔxià huì zhī xián, ér bù xīng lì yě,
 (子曰,臧文zhong5其窃位者兴,知柳下惠之贤,而不兴立也,)
 「子曰わく、臧文仲は其れ位を窃める者か。柳下恵の賢を知りて与(とも)に立たず。」
 (孔子がいわれた、「臧文仲はまあ(職責をはたさないで)位を盗んだ人だろう。柳下恵のすぐれていることを知りながら、(推薦して)いっしょにお仕えすることをしなかった。」と。)