2月13日、雲雀派と蛙派と歌の議論かな

 中国の今年の旧暦での正月は2月8日でした。大晦日が2月7日ですから、春節の休みは2月6日から14日までということのようです。14億人の中国人の大半が故郷の家に集まり、家族そろって餃子を食べていることでしょう。日本などへ観光でやってきて、いわゆる爆買いをする人はごくひとにぎりの富裕層の人たちです。仮に、2%だとしても3千万人近い人が、金の使い道に困り、PM2.5などのスモッグをさけ、海外に出かけ、その何割かがおいしい空気と青い空を求めて日本に来ているのです。
 子規が「竹の里人」の名で、日本紙上に「歌よみに与うる書」を掲載したのは、明治31年2月12日からでした。連載は、3月4日まで10回に及んだということです。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言217です。
 外之既不后于世界之潮,内之仍弗失固有之血脉,取今复古,别立新义,致之深邃,则国人之自觉至,个性张,沙聚之邦,由是转为人国。
 Wài zhī jì bù hòu yú shìjiè zhī cháo, nèi zhī réng fú shī gùyǒu zhī xuèmài, qǔ jīn fùgǔ, bié lìxīn yì, zhì zhī shēnsuì, zé guórén zhī zìjué zhì, gèxìng zhāng, shā jù zhī bāng, yóu shì zhuǎn wéirén guó.
 「外は、世界の思潮に後れをとならいうえに、内は、固有の血脈を失わないようにして、今を取りて古に復し、別に新しい主義を起して、人生の意義を深遠にしたならば、国民の自覚が生まれ、個性は発展して、砂の聚(あつま)った国(外国人が中国を馬鹿にした言い方)は、これによって、一転して人間の国となるであろう。」

 今日の論語一日一章は、論語15-26(論語巻第八 衛霊公第十五篇 26章)です。
 子曰、吾猶及史之闕文也、有馬者借人乗之、今則亡矣夫、
 Zǐ yuē, wú yóu jí shǐ zhī quē wén yě, yǒumǎ zhě jiè rén chéng zhī, jīn zé wáng yǐ fū,
 (子曰,吾猶及史之阙文也。有马者借人乘之,今则亡矣夫,)
 「子曰わく、吾れは猶お史の文を闕(か)き、馬ある者は人に借してこれに乗らしむるに及べり。今は則ち亡きかな。」
 (孔子がいわれた、「記録官が慎重で疑わしいことは書かずにあけておき、馬を持つ者が人に貸して乗せてやるというのが、またわたしの若いころにはあった。今ではもうなくなってしまったよ。」と。)