2月17日、何も書かぬ赤短冊や春浅し

 2月17日です。今日は昨日に続いて寒い日です。厳冬も今月いっぱいで峠を越しそうです。今日は水陽会です。どんなことが話されるのか、辛い会になるのではないでしょうか。アウガ、市庁舎建設、駅舎問題と市政は三重苦が続いています。
 子規は24歳から25歳のころはほんとうに貧乏だったようで、小遣い銭はおろか、筆や紙にも不自由し、短冊も買えなかったようです。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言221です。
 施以狮虎式的教育,他们就能用爪牙,施以牛羊式的教育,他们到万分危急时还会用一对可怜的角。然而我们所施的是什么式的教育呢,连小小的角也不能有,则大难临头,惟有兔子似的逃跑而已。
 Shī yǐ shī hǔ shì de jiàoyù, tāmen jiù néng yòng zhǎoyá, shī yǐ niú yáng shì de jiàoyù, tāmen dào wànfēn wéijí shí hái huì yòng yī duì kělián de jiǎo. Rán'ér wǒmen suǒ shī de shì shénme shì de jiàoyù ne, lián xiǎo xiǎo de jiǎo yě bùnéng yǒu, zé dànànlíntóu, wéiyǒu tùzǐ shì de táopǎo éryǐ.
「獅子や虎式の教育を施せば、彼らは爪や牙を使うことができましょう。牛や羊式の教育を施せば、彼らはいざ危ない瀬戸際という時には、二本の可憐な角を使うことができます。ところで、我々の施したのは何式の教育でしょう。小さな角さえも持つことができないとすれば、大難が降って来た際、ただ兎のように逃げる他ありますまい。」

 今日の論語一日一章は、論語15-30(論語巻第八 衛霊公第十五篇 30章)です。
 子曰、過而不改、是謂過矣、
 Zǐ yuē,guò ér bù gǎi, shì wèiguò yǐ,
 (子曰,过而不改,是谓过矣,)
 「子曰わく、過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。」
 (孔子がいわれた、「過ちをしても改めない、これを本当の過ちというのだ。」と。)