11月7日、燈心の如き白菊咲きにけり

 今日は、風邪気味を理由に、新町事務所を休み、校正の仕事に没頭しました。お陰で、午後3時半に590頁のゲラの校正が終わりました。

 今日の魯迅箴言130は、箴言6です。
 天下本无所谓闲事,只因为没有这许多遍管的精神和力量,于是便只好抓一点来管,为什么独抓这一点呢? 自然是最和自己相关的,…
 Tiānxià běn wúsuǒwèi xiánshì, zhǐ yīnwèi méiyǒu zhè xǔduō biàn guǎn de jīngshén hé lìliàng, yúshì biàn zhǐhǎo zhuā yīdiǎn lái guǎn, wèishéme dú zhuā zhè yīdiǎn ne? Zìrán shì zuì hé zìjǐ xiāngguān de,…
 世間にはいわゆるどうでもいいことなど存在せず、ただあれこれ首を突っ込む気力もないため、ある一つだけをつかまえて関わるのである。なぜ、その一つなのか? それが自分と、もっとも関わりが深いからだ…

 表題の句は、子規が明治33年11月7日に詠んだ句です。倫敦滞在中の漱石へ病床の子規が手紙がほしいと願う心情を詠んだものでしょう。