1月8日、正月や橙投げる投げる屋敷町

 今日は1月8日、日曜日です。昨夜、次男と孫、三男夫婦と孫の5人が加わり、総勢7人でいつも二人の我が家は珍しくにぎやかになりました。酔った勢いをかりて、次男が中国行きのこと、選挙に出たことを詰られました。つまり、四人の子の行く末をみつめ、静かに暮らせと引退勧告を受けたのでした。もとより異存はありません。分身である長男がロスで会計士をして世界資本主義の企業会計の真っただ中にいること、長女が仕事をしながら映画人の夫を支え、次男はパイロットとして国内外の航路を飛んで乗客を運んでいて、三男は地方公務員としてあとをついでくれています。長男と三男は好きなようにしろと言ってくれますが、内心では迷惑だと感じているのはわかっています。
 そんなわけで、四人の子たちに迷惑をかけないように静かにしろというのが、昨夜の次男と三男の動と静、強弱の違いはありますが、同じ言い分なのです。そんなわけで、これからはできるだけ家族に信頼されるように人格をみがき、温良恭倹譲を心がけることにしました。
 
 今日の魯迅箴言130は、箴言69です。
 任免你爱排场的学者们怎样铺张,修史时候没些什么「汉族发样时代」「汉族发达时代」「汉族中兴时代」的好题目,好意城然是可感的,但措辞太绕湾子。有更其直捷了当的说法在这里―― 一,想做奴隶而不得的时代;二,暂时做稳了奴隶的时代。
 Rènmiǎn nǐ ài páichǎng de xuézhěmen zěnyàng pūzhāng, xiūshǐ shíhou méi xiē shénme `hànzú fā yàng shídài'`hànzú fādá shídài'`hànzú zhōngxìng shídài'de hǎo tímù, hǎoyì chéng rán shì kě gǎn de, dàn cuòcí tài rào wān zi. Yǒu gèng qí zhí jiéliǎo dāng de shuōfǎ zài zhèlǐ―― yī, xiǎng zuò núlì ér bùdé de shídài; èr, zhànshí zuò wěnle núlì de shídài.
 見栄っ張りの学者たちが、いかにもったいぶろうと歴史編纂にあたって「漢族発祥の時代」「漢族発達の時代」「漢族中興の時代」などと、ご立派な題目を並べ立てる。行為はありがたいが、言葉遣いがあまりに回りくどい。ここにずばり、的を突く言い方がある―― 一、奴隷になりたくてもなれなかった時代、二、しばらくは奴隷に安んじられた時代。
 漢民族の歴史の中で、奴隷になりたくてもなれなかった時代があるとは、いかにも魯迅らしい皮肉な表現だと思います。