1月21日、朝起きて雪の情けを尋ねてる

 今日は1月21日、月曜日です。昨日の投開票で井上さんは、落選しました。5時に起きて、朝刊を見て、落胆しました。選挙は、政治は無常かつ、非情です。これからのことを想うと心が痛みます。寒さが身に沁みた夜明けでした。同じころ、ロスに無事着いたと周からラインが入っていました。現地の1月20日が明尊の5歳の誕生日です。
 社民党公認の井上さんの落選は、この先の党の先行きに暗雲をさすものと思います。僕にはどうにもできなかったのと、それでも友人のことを思うと心が重く苦しくなってしまいます。

 今日の子規歳時は、「いくたびも雪の深さを尋ねけり」です。
 僕の今日の川柳は、「朝起きて雪の情けを尋ねてる」です。政治の世界を雪の情けに託しましたが、駄目でした。

 今日の魯迅箴言は、箴言No21「且介亭雑文・病后雑談 Qiě jiè tíng záwénbìng hòu zá tán 且介亭杂文/病后杂谈」です。
 撤一点小慌,
  可以解无聊,
  也可以消闷气;
  到后来,
  忘却了真,
  相信了谎。
  Chè yīdiǎn xiǎo huāng,
 kěyǐ jiě wúliáo,
 yě kěyǐ xiāo mènqì;
 dào hòulái, wàngquèle zhēn,
 xiāngxìnle huǎng.
 ちょっとした嘘をつくのは、
 たいくつしのぎになるし、
 憂さ晴らしになる。
 ところがあとには、
 真実を忘れてしまって、
 嘘を信じて、
 それでもって、何の不安もなく、
 (醍醐味を味わうようになった)。