魯迅箴言日記 2019/10/10 禅寺の渋柿くへば渋かりき

 今日は10月10日、輝代さんの70歳の誕生日です。5月24日、金曜日の夜、初めて県病の救急外来へ行き、27日の泌尿器科の診察で腎細胞癌を宣告され、8月8日の手術を予約してから、二度の入院(糖尿病の教育入院と抗がん剤投与)と手術を経て、四カ月半でした。当初は70歳の誕生日まで生きられないのでは嘆いていましたが、いまは先行きの不安を抱えながらも、どうにか5年は生きたいと泣きながら訴えるようになりました。いまは、ヘルニアのようで、来週にはまた病院通いが始まりそうです。今日は町会長にたのまれた市老連の研修旅行へ行き、そのあと輝代さんの誕生会をするつもりです。それに今日は、北狄388号が出来上がる日でもあります。青柳さんの本も目にすることができるかもしれません。

 昨日は、新しいパソコンのプリンターとの接続のため、神田歯科から戻ってからの1時間とSDPの会議から戻ってからの3時間を費やしてしまいました。プリンターとの接続もうまくいきましたが、2枚目の印刷で、インク(マジェンダ)が切れ、印刷不能となりました。エプソンにウェブで購入申し込みしようとしましたが、VISAカードを変更したため、新規に登録し直さなければならなくなり、IDとパスワードの入力がうまくいかず、結局、本人認証が終わるまで時間がかかってしまいました。それからGEAの古川事務所へ行き、事務整理で6時半までかかってしまい、鹿内さんの議会報告会に35分遅刻してしまいました。それでも、「おごそかな革命」上映会のチラシを配り、一戸さん、正木さん、石岡さん、池田君等に挨拶して帰りました。

 途中、古川2丁目の事務所へより、珈琲用のポットと小型の魔法瓶を置いて、とり平へ寄り、いつものハツと焼酎二杯飲んで500円を払って帰りました。家で遅い夕食をとって机に向かいましたが、9時半には眠くなってしまいました。そんなわけで、昨夜は書斎での執筆と資本論貨幣論の勉強はできませんでした。

 

 今日の子規歳時は、京都の天田愚庵から送られたカキと松タケが届いた日に詠んだ句です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言266です。

 幻想飞得太高,

    堕在现实上的时候,

    伤就格外沉重了;

    力气用得太骤,

    歇下来的时候,

    身体就难于动弹了。

 幻想は高く飛びすぎると、

 現実に堕ちたとき、

 傷は思いがけずに深くなる。

 急に力を入れ過ぎると、

 力を抜いたときに、

 身体は働きにくくなる。