今日は8月29日、土曜日です。ようやく、長かった安倍政治にお別れできます。はやく辞めてもらいたいと願っていたひとりとして、体調の悪化を理由に職務放棄となったのは簡単に喜べない。失政の責任をとって辞めるのではないからです。選挙で国民の信を問い、敗北の結果責任で辞めてほしかったからです。日本人は、何事でも2回痛い目に遭わないと気づかないと言われていますが、安倍さんは2回とも病気を理由に職務放棄しています。難病の持病がある人に2度も政権をまかせてきた国民は、ここでしっかり反省すべきではないでしょうか。立憲の枝野さんは、ここにきて「原発ゼロ」をあいまいにしました。3.11の原発事故を教訓に、世界が原発に依存しない国が持続可能な国であると「原発ゼロ」を掲げているのに、それに逆行するのは、いかがなものでしょうか。こんな先見性のない野党では、いつになっても政権奪取は無理でしょう。
今日は昼に青葉工業会の役員会でアラスカ会館に行くだけが用事です。執筆に専念します。
今日の子規歳時は、「杖により立ち上がりけり萩の花」(明治32年)です。この句は、明治32年8月28日、四年ぶりに杖を買って立ち上がり、隣家の陸羯南を訪ねたときのことを詠んだものです。
今日の日本国憲法は、
第29条〔財産権〕
(1)財産権は、これを侵してはならない。
(2)財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。
(3)私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。
(本条は、財産権の規定です。)
今日の魯迅箴言は、箴言365日の95日目「中国の公共のものは、」です。
(原文)
中国公共的东西,
实在不容易保存,
如果当局者是外行,
他便将东西糟完,
倘是内行,
他便将东西偷完。
(拼音)
(訳文)
中国の公共のものは、
保存するのは容易ではない。
もしも、当局が部外者なら、
彼は公共物をごみにしてしまい、
もしも、彼が専門家なら、
それを偸んでしまう。