魯迅箴言日記 2020/11/10 ともし火の見えて紅葉の奥深し

 今日は11月10日、火曜日です。今日は旧暦の9月27日ですが、現代ではトイレの日でもあります。11月も早いもので三分の一となり、プロ野球も終り、日曜日から相撲も始まりました。昨日は我が家の庭にも初雪が降り、今朝は雪が積もりました。1センチの積雪です。今日は、昼まで家にいます。そのあと、アウガで教室です。

 

 今日の子規歳時は、「ともし火の見えて紅葉の奥深し」(明治25年)です。子規は母と妹を東京に迎えるため、明治25年に東京を発ち、10日京都に高浜虚子を訪ね、洛中・洛外の紅葉を観賞した。

 

 今日の日本国憲法は、憲法第102条です。

 第102 条〔経過規定(2)-第一期参議院議員の任期〕

この憲法による第一期の参議院議員のうち、その半数の者の任期は、これを3年とする。その議員は、法律の定めるところにより、これを定める。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言365日の第158日目「友人の間で、」です。

 原文;

 在朋友之间,说几句幽默,彼此莞尓而笑,我看是无关大体的。就是革命专家,有时也要负手散步;理学先生总不免有儿女,在证明着他并非日日夜夜,道貌永远的俨然。

 拼音;

    Zài péngyǒu zhī jiān, shuō jǐ jù yōumò, bǐcǐ guǎn ěr ér xiào, wǒ kàn shì wúguān dàtǐ de. Jiùshì gémìng zhuānjiā, yǒushí yě yào fù shǒu sànbù; lǐxué xiānshēng zǒng bùmiǎn yǒu érnǚ, zài zhèngmíngzhe tā bìngfēi rì rì yè yè, dào mào yǒngyuǎn de yǎnrán.

 訳文;

 友人の間で、ユーモアを飛ばしたり、お互いに莞爾として笑ったりするのは、別にかまわないと私は思う。革命の専門家にしても、ときには手を後ろに組んで散歩することもある。道学者の先生にも、やはり子供があるのは、彼も決して日々夜々、鹿爪らしい道学先生面ばかりをしているわけではないことの証明である。

 

ここで、

かん‐じ【莞爾】クワン‥
にっこりほほえむさま。にこやか。「―として笑う」

しかつめ‐がお【しかつめ顔】‥ガホ
しかつめらしい顔つき。もったいぶった顔つき。
しかつめ‐らし・い
<形>しかつめら・し(シク)
(シカツベラシから変化した語) 堅苦しく形式ばっている。もっともらしい。また、態度・表情がきまじめで緊張している。「―・く話す」「―・い顔つき」