魯迅箴言日記 2022/01/29 襟巻に顔包みたる車上かな(明治30年、1897年)

 今日は1月29日、土曜日です。今日は昼前に、生協へ1週間分の買い物をしに行きます。あとはゆっくり家で仕事です。車庫の雪下ろしをやる準備に入ります。

 今日の子規歳時は、「襟巻に顔包みたる車上かな(明治30年、1897年)」です。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-92「私もかつては、」です。

 我也曽有如现在的青年一样,

    向已死和未死的导师们问过应走的路。

    他们都说;不可向东,或西,或南,或北。

    但不说应该向东,或西,或南,或北。

    我终于发见他们心底里的蕴蓄了;

    不过一个「不走」而已。

 私もかつては、今の青年たちと同様に、

 すでに亡くなった、あるいはまだ亡くなっていない指導者たちに、

 歩むべき道を訊ねたものだ。

 彼らはみなこう言った。

 東、あるいは西、あるいは南、あるいは北に向かってはならない、と

 しかし、東、あるいは西、あるいは南、あるいは北に向かうべきだ、

 とは言わなかった。

 私はようやく、彼らの腹の底にある蘊蓄を発見した。

 それはただ、「行くな」ということだけだった。