魯迅箴言日記 2022/07/11 打ちわくる水や一番二番町(明治25年、1892年) 

 今日は7月11日(月曜日)です。昨日の参議院選挙、予想通り自公をはじめ改憲4党が圧勝しました。安倍元首相の暗殺事件もありましたが、日本は確実に破滅の方向に向かっています。国民生活に優先した憲法改正で軍備増強しと原発再稼働と再処理工場の運転です。そんななか、社民党比例区での福島みずほ党首の当選でどうにか改選議席の1議席を確保しました。また政党要件の得票率2%もクリヤーしました。これで、あと2回の国政選挙の間(25年参院選、25年末の衆院選)、年間は国政政党として認知されることになりました。新年を貫く場が与えられました。ほっとしています。社民党は、一昨年の分裂騒ぎ以降、組織は半減以下となりましたが、それでも3年前の参院選挙より、得票数、率ともわずかですが上回りました。青森市社民党の得票が4千票を上回ったのは上出来ともいえます。自民党は選挙が終わった途端、国民の暮らしより、憲法改正を優先させるなど、はやくも衣を脱ぎ棄て、鎧をあらわに独善的な政治を行う構えです。投票しなかった半数の国民が立ち上がらないと本当にこの国はダメになってしまいます。

 今日の子規歳時は、「打ちわくる水や一番二番町(明治25年、1892年)」です。

 打水;ほこりを鎮めたり暑さをやわらげたりするため、道や庭先などに水をまくこと。また、その水。夏。男色大鑑「―の葉末にとまりしを」
 今日の魯迅箴言は、箴言130-74「女性の天性のうちには、」です。

 女人的天性中有母性,有女儿性;无妻性。

    妻性是逼成的,

    只是母性和女儿性的混合。

    女性の天性のうちには、母性と娘性はあるが、妻性はない。

 妻性は逼られてできたものであり、

 母性と娘性が混ざり合ったものにすぎない。