「さよなら夜のライオン」と「城ヶ倉大橋」

 私は「孔子の生涯」の校正の仕事に一定のめどをつけ、昨日から本格的に小説の執筆に専念している。
 まず、「さよなら夜のライオン」という小説。14年前の私の処女作「夜のライオン」を最初から最後まで書き直し、ほとんど全く新しい小説として書いている。題も「さよなら夜のライオン」とした。現在30枚ほど書き上げた。全体では50枚の小説というところか。
 もうひとつが、「城ヶ倉大橋」という題だ。友人の死に向き合って、何かが得られるのか、はたまた何も得られぬまま終わるのか、自分でもこの先がよくわからない。それでも、もう70枚くらい書き進んでいる。
 あと一週間余り、この2作にかかりっきりになりそうだ。