2月2日、花祥に集う五君は古稀を待つ。

 今日は2月2日、土曜日です。昨夜、ポーに行って、帰りに運転代行を呼んだのですが、時間がかかるので断ってタクシーで帰ってきました。そのため、車をとりに戻らねばならないのです。
 青柳事務所で新聞をつくって、おかじょうきの2月句会へ出て、駅前の駐車場に車を駐車したまま、鉄道で弘前へ行き、あちこちで中国人の家族連れを目にし、彼らの話す中国語を耳にするのには、故郷が中国人に占領されているような驚きとともに戸惑いも感じました。同じ肌色の外国人を受け入れる気持の環境が僕の心の中にまだできていないためです。駅前のシティホテルまでの路はこちこちに凍っていました。何かに気をとられていると転んでけがをしそうな状況でした。
 旗びらきに出るのは4カ所目(青森・五所川原・十和田に次いで)でしたが、さすがにホテルの料理だけあって、一番おいしいのでした。20人ほどの人たちと旧交を温めることができました。帰りの快速の中でも中国語を耳にしました。彼等は昔と違って大声で話すこともなく、どこか紺灰色のくすんだ色合いの服装なのも特徴でした。新青森駅から乗り込んできた大きなバッグを運んで来た一団もみな中国人でした。
 駅に着いて、車を出し、青高の同期会の古稀を祝う会の実行委員会に向かいました。堤町の花祥には、藤川・佐藤・田中・窪寺・柳谷の5君が揃っていて、6月の同期会の打ち合わせ会議を進めていました。会食を含めて9時までの2時間、会話が弾みました。藤川君の気配りには感心しました。帰りに柳谷君を広田神社の所まで送って行きました。2年半前の夏に心臓の大手術して回復し、周3回持病の腎臓の透析を続けながら仕事を続けている柳谷君をわずかの時間ですが話ができたのが良かったです。
 酒席で酒を飲まないことにしました。すくなくても古稀の日までは。やることがたくさんあり、時間を大事に使いたいからです。

 今日の子規歳時は、「寒園に梅咲く春も待ちあへず」です。
 僕の今日の川柳は、「花祥に集う五君は古稀を待つ」です。

 今日の魯迅箴言は、箴言No33「『書斎生活与其危険』訳者附記 “Shūzhāi shēnghuó yǔqí wēixiǎn” yìzhě fùjì 『书斋生活与其危险』译者附记」です。

 公正的世评使人谦逊,
  而不公正或流言式的世评,
  则使人傲慢或冷嘲,
  否则,
  他一定要憤死或被逼死的。

  Gōngzhèng de shì píng shǐ rén qiānxùn,

 ér bù gōngzhèng huò liúyán shì de shì píng,

 zé shǐ rén àomàn huò lěng cháo,

 fǒuzé,

 tā yīdìng yào fènsǐ huò bèi bi sǐ de.

 公正な世評は人を謙虚にさせるが、
 不公正な、もしくはデマ的な世評は、
 人を傲慢にさせ、冷嘲させるものだ。
 否応なく、その人は憤死するか、圧迫死させられることになる。