8月24日、蜩や几を圧す椎の影

 今日は8月24日、土曜日です。妻が退院して二日、どうにか過ごすことができました。私の鼾とクシャミ、咳がうるさくて眠れないとこぼすので、昨夜は蒲団をとなりの室に戻しました。私の方も、安心して熟睡することができました。今日は町会祭りで、一日フランクフルトを焼きます。

 今日の子規歳時は、明治30年の句です。蜩はひぐらし、几はつくえです。

 今日の魯迅箴言は、箴言219です。
 野牛成为家牛,
  野猪成为猪,
  狼成为狗,
  野性是消失了,
  但只足使牧人喜欢,
  于本身并无好处。
  人不过是人,
  不再夹杂着别的东西,
  当然再好没有了。
  倘不得己,我以为还不如带些兽性;
  ……
 (如果合于下列的算式倒是不很有趣的; 人+家畜性=某一种人)
 野牛は家畜牛に、
 猪は豚に、
 狼は犬になって野性は失われた。
 だが、それは牧人を喜ばせたにすぎず、
 動物自身にはなんのいいこともなかった。
 人は人にすぎず、
 混ざりっ気なしでいられるに
 越したことはない。
 しかしそれが叶わぬなら、いくらかの獣性を帯びるほうがまだましだと思う。
 ……
 (次のような算式にあてはまるようでは、興ざめである。人+家畜性=ある種の人間)