小説「氷雪の都」を書く

イメージ 1 25日から1日10枚、1日1冊の本を読むべく準備を続けている。雑文を書くことから始めることとした。文章を書くことはともかく、1日1冊本を読むことはなかなか難しい。
まず手掛けたことは、25日は自分の旧作に手を入れることとし、26日は「中国からもどって」と「昔の仕事仲間の友人たちとの新年会の案内」を書き、27日からは東奥文学賞の大賞を受賞した世良啓さんの『ロングドライブ』を書き写してみた。ちょうど、1回分が10枚であった。
本の方は、25日が中国問題評論家の石平氏の「中国の経済専門家たちが語る ほんとうに危ない!中国経済」という本を読んだ。石平氏中国経済専門家の説を紹介しながら、富の一極集中による投資の拡大と外需に頼った輸出拡大と不動産投資の拡大が中国の成長を促したが、それが世界同時不況にともなう輸出の不振と不動産バブルの崩壊が今日の中国経済の危機を象徴していると指摘している。その背景には一般国民の低賃金路線による内需の不振がインフレの進行によりますます拍車がかかり、それが中国経済崩壊の危機をもたらす主因だと分析し、その反動が社会不安につながり、一挙に政治危機を導き、崩壊に向かうと指摘している。
2冊目は、同人誌「文ノ楽」第12号だ。これには、拙作の「百円とどけて」が載っている。梶浦公平「入場券」と小川真希の「ポッチャリーのお仕事」を面白く読んだ。
そのほか、車に乗るときは中国語入門のCDを聴いている。こんなことをしながら今年はやってみようと思う。
最後に、1月20日に日本に帰って最初の小説「氷雪の都」を書いた。これが、何かのきっかけになればいいのだが。